消費者機構日本(COJ)は、消費者被害の未然防止・拡大防止・集団的被害回復を進めます

被害回復訴訟

株式会社ONE MESSAGEおよび泉忠司氏に対し「仮想通貨バイブルDVD5巻セット」(VIPコースを含む)および「パルテノンコース(ハイスピード自動AIシステム及びこれに付帯するサービス)」の購入代金の返還を求めて被害回復訴訟(損害賠償請求訴訟)を提起しました。

 当機構は本日、株式会社ONE MESSAGEおよび泉忠司氏に対し「仮想通貨バイブルDVD5巻セット(VIPコースを含む)」および「パルテノンコース(ハイスピード自動AIシステム及びこれに付帯するサービス)」の購入代金の返還を求めて被害回復訴訟(損害賠償請求訴訟)を東京地方裁判所に提起しました。

請求の趣旨

  1. (1) 被害回復の対象となる消費者
    1. ①被告株式会社ONE MESSAGEとの間で平成28年10月1日以降に「仮想通貨バイブルDVD5巻セット(VIPクラスへの参加を含む)」に係る売買契約を締結し、同契約に基づき購入代金を支払った消費者
    2. ②被告株式会社ONE MESSAGEとの間で平成28年10月1日以降に「パルテノンコース」(ハイスピード自動AIシステム及びこれに付帯するサービス)に係る売買契約を締結し、同契約に基づき購入代金を支払った消費者
  2. (2) 被害回復の対象となる損害
    1. ①仮想通貨バイブルDVD5巻セット(VIPクラスへの参加を含む)」の購入代金
    2. ②「パルテノンコース」(ハイスピード自動AIシステム及びこれに付帯するサービス)の購入代金
    3. ③上記①②の購入代金の各支払い日から各支払い済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
    4. ④対象消費者が特定適格消費者団体に支払うべき報酬及び費用

 また、今後の裁判の進捗、被害者の方へのお知らせなどは「現在進行中の被害回復関係裁判案件」の「仮想通貨バイブルDVDおよびパルテノンコースの購入代金の返還請求」に随時掲載していきます。