消費者機構日本(COJ)は、消費者被害の未然防止・拡大防止・集団的被害回復を進めます

申入れ・要請等

LAVA(ホットヨガスタジオ)のキャンペーン案内等の広告表示等が改善されました。

 当機構は、LAVAのキャンペーン時の適用条件についての表示が有利誤認表示にあたる可能性があることや、継続必須期間中に解約する場合に解約金水準等について、株式会社LAVA Internationalと協議をすすめてきました。その結果、一定の改善がはかられたと判断し、協議を終了しました。

協議した主な内容

①有利誤認表示について

ヨガスタジオに係る広告において、随時実施しているキャンペーンの適用条件が小さい為、目立つ大きさになるようにしてほしい。

②継続必須期間中に解約する場合の解約金について

適切な解約金水準としてほしい。

③体調を崩す方が最小限になる取り組み

ホットヨガという高温多湿の環境の中で実施されることから、会員が自らの体調、体質等を十分考慮の上、ホットヨガの申込を行うか判断ができるよう、加入時に健康被害に対するリスク説明と確認を徹底してほしい。

協議結果

①有利誤認表示について

<チラシ>
「適用条件」と表題がついた。赤字やアンダーラインが引かれた。
字のポイント数が、少し大きくなった。
<ウェブサイト>
「詳細は下部にて確認ください」をクリックすると、適用条件に画面が移るよう修正した。

②継続必須期間中に解約する場合の解約金について

継続必須期間中に解約する場合は、割引プランの適用が無効となり、解約時に定価月額と特別月額との差額分の解約金(上限25,000円)を支払う。

※協議開始当初は、定価と特別価格の差額でしたが、協議中にLAVAは解約金を一律25,000円に変更しました。当機構は、一律25,000円の解約金は、契約後まもなく解約した方にとっては、過大な解約金になる為、再考をもとめていました。

③体調を崩す方が最小限になる取り組み

マンスリーメンバー登録申込書のチェック欄を追加した。改定後の「マンスリーメンバー登録申込書」の2.ご利用について10をご覧ください。

マンスリーメンバー登録申込書

2.ご利用について

10レッスンは自己責任のもと、無理のない範囲で行うようお願いいたします。医師から運動を禁止されている方、心臓病、高血圧症、皮膚病、精神病、及びこれらに類する疾患、集団感染の恐れのある疾患、一時的な筋肉の痙攣や意識の損失を招く疾患を有する方はご利用いただけません。

 なお本件につきましては、合意書を締結して協議を終了しました。