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イベント等

「景品表示法改正後の運用状況を学ぶ」公開学習会のご報告

 表示内容についての証拠の提出責任を事業者に求めることができることとなった、2003年の景品表示法の改正後の運用状況を学ぶ公開学習会を、2月の26日、消費生活相談員の皆さんを中心に88名が参加し、渋谷商工会館において開催しました。

 公正取引委員会からは改正の意義と運用状況、日本広告審査機構からの映像による広告表示の具体的な事例、一橋大学大学院の松本教授からは消費者政策の歴史の中での景品表示法の役割や消費者団体訴訟制度を同法に導入する意義等について、ご講演をいただきました。

 新たな試みであったパネルディスカッションでは、冒頭、佐竹氏から具体的な相談事例の報告があり、それを受けた連携強化に向けて、短時間ながら意見交換をいただきました。

 短時間で、講演とパネルディスカッションという盛りだくさんの内容となりましたが、景品表示法改正の意義と運用状況について、認識を深めることができました。