消費者機構日本(COJ)は、消費者被害の未然防止・拡大防止・集団的被害回復を進めます

消費者機構日本とは

第6回通常総会開催報告

 消費者機構日本は、第6回通常総会を5月26日に開催し、2009年度事業報告と2009年度収支決算を確認するとともに、あたらしい役員を選任しました。実施概要は以下のとおりです。

日時

2010年5月26日(水)16時30分~18時20分

会場

主婦会館プラザエフ 8階 スイセン

議題

審議事項

報告事項

  1. 第1回理事会報告
  2. 2010年度事業計画
  3. 2010年度特定非営利活動に係る事業会計収支計画

出席状況

出席表決権数 114個(内訳:実出席49個、書面議決61個、委任出席4個)
※総表決権数151個の過半数を超え、総会は成立。
傍聴者 10人

議事概要

 冒頭、阿南久副理事長が開会を宣言し、定款にもとづき品川理事長が議長に就任しました。
 開会にあたって会長より「日本の消費者運動は新たな段階に入ったと認識されるが、まだまだ整備すべき制度や課題は多い。消費者機構日本の今後の役割発揮はますます重要になっている。今後の活動強化に向け忌憚のないご意見をいただきたい。」との趣旨の挨拶が行われました。
 議事録署名人に個人正会員の菅原清明氏を選任しました。
 第1号議案と第2号議議案と第3号議案について磯辺浩一事務局長より提案、伊野瀬十三監事から会計監査報告が行われた後、質疑を行いました。質疑では、定款一部変更に係って専務理事を設置する件について質問があり、事務局長より、創設以来の中心的理事メンバーの退任等もあり、執行責任を果たせる体制を作る事が必要と判断した旨の、説明がありました。
 以上の質疑の後、第1号議案と第2号議案について、いずれも賛成多数で承認され、第3号議案について、2/3以上の賛成で承認されました。
 第4号議案については役員候補名簿にもとづき事務局長より提案、賛成多数で新役員が選任されました。
 その後、総会は休憩に入り、その間に第1回の理事会を主婦会館プラザエフ3階主婦連合会会議室で開催し、会長・理事長・副理事長・常任理事・事務局長が、理事の互選により選任されました。
 総会を再開し、第1回の理事会報告として、新任の役員体制が下表のとおり、報告されました。また、新しく被害情報対応委員会委員長に常任理事の唯根妙子さんが選任されたことが報告されました。
 続いて、報告事項として、5月12日の第6回理事会で確定した「2010年度事業計画」「2010年度収支計画」について、事務局長より説明が行われました。2010年度事業計画では、差止請求関係業務を更に推進し、年間20件程度の申し入れ活動を行う。広報活動を強め、社会的支持を広げ財政基盤強化をはかる。集団的消費者被害救済制度に実現を目指し、制度を活用するための準備を開始する等が説明されました。
 続いて、今期で退任される品川尚志理事長・増井克吉副理事長、玉本雅子理事、中村雅人監事から、それぞれ挨拶いただき、花束が贈呈されました。その後、事務局長より新任の理事・監事が紹介され、新役員を代表して芳賀唯史新理事長から挨拶がありました。
 最後に木本希副理事長から閉会挨拶かあり、全ての議事を終了しました。

第6回通常総会で選任された理事・監事名簿

1.理事

氏名 所属・役職等 備考
会長 青山 佾 明治大学公共政策大学院教授 元東京都副知事
理事長 芳賀 唯史 日本生活協同組合連合会専務理事 新任
副理事長 狩野 拓夫 (社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会副会長 新任
副理事長 木本 希 (財)日本消費者協会専務理事
副理事長 阿南 久 全国消費者団体連絡会事務局長
常任理事 佐々木 幸孝 弁護士
常任理事 中野 和子 弁護士
常任理事 唯根 妙子 (社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会常任理事
常任理事 佐伯 美智子 (財)日本消費者協会教育企画部課長
山内 明子 日本生活協同組合連合会執行役員組織推進本部長
後藤 巻則 早稲田大学大学院法務研究科教授
長田 三紀 東京都地域婦人団体連盟事務局次長
大冨 直輝 司法書士
瀬戸 和宏 弁護士
岩田 修 弁護士 新任
大谷 聖子 (社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会
消費者相談室副室長
新任
伊藤 健一 (財)日本消費者協会教育企画部部長
矢野 洋子 東京消費者団体連絡センター事務局長
事務局長 磯辺 浩一 事務局

2.監事

氏名 所属・役職等 備考
監事 伊野瀬 十三 東京都生活協同組合連合会会長理事
稲村 厚 司法書士 新任