生活協同組合コープながのの社会貢献活動等のご紹介
消費者機構日本(COJ)では、賛助会員としてご支援いただいている企業・団体の皆様の社会貢献活動やCSR活動等について、順次ご紹介させていただいております。
今回は、生活協同組合コープながの(以下、「コープながの」と表記)様から社会貢献活動等についてご寄稿いただきました。
コープながのとは
コープながのは、長野県内の26万5千人の方が加入・利用する生活協同組合です。関東・信越の1都7県の7生協が構成する生活協同組合コープネット事業連合の会員として、統一の理念やビジョンを掲げるとともに、商品の共同開発・仕入れなどを含む機能統合を行い、事業連帯を進めています。
コープながのは『CO・OP ともにはぐくむ くらしと未来』を基本理念に掲げ、食品やくらしの様々なサービスの提供を通じて、組合員一人ひとりのくらしに貢献し続けること。「コープながのがあるから、楽しく安心して暮らせるね」と言われるように、食とくらしのパートナーとして最も信頼される存在になることを目指しています。
2013年度版CSR報告書について
コープながのの社会貢献活動
コープながのは、社会全体の持続的な発展のために、事業活動のあらゆる側面を通じて社会的な貢献を進めていきたいと考えています。さまざまな取り組みの中で特徴的な活動をご紹介します。
組合員に、より良い商品やサービスを提供する責任
“日本を食卓から元気にしたい。”のメッセージのもと食料自給力の向上や地域の生産者を応援する取り組みをはじめ、商品の安全性確保と品質管理の強化に努めています。日本生協連・コープネットグループと連携し、食品の安全性確保、生産・流通・消費にわたるフードチェーン全体での商品開発や改善・サービス、双方向で正確な情報伝達に努めています。
地域に開かれた社会貢献活動
毎月県内56箇所の会場で開催するコープ会や、子育てひろば、諸団体や行政とも協同して開催するふれあい農園や夏休み子ども農業体験ツアーといった食育・農の取り組みなど、組合員とともに市民の参加の機会も増やすことで社会・地域・組合員同士のつながりを広げ、地域づくりに貢献しています。
地域・行政との連携した高齢者の見守り活動等
コープながのは、週5日県内を500台近い車両を使って組合員宅への定期的な商品配達を行うとともに、「コープデリの夕食宅配」や「移動店舗:うごくお店 コープながの号」の事業を展開しています。この事業インフラを活用し配達担当者がお届け先で異変を察知した場合に、指定連絡先等に通報するルールを定めた協定を、現在県・市町村など8行政と締結しています。地域社会の一員として、地域の皆さんが安心して暮らし続けることのできる地域づくりに貢献できるよう努めています。
被災地の復興を支援
被災地に対する「忘れない」、「伝える」、「続ける」、「つなげる」支援を、組合員とともに継続的に取り組んで社会的な責任を果たしています。2011年の東日本大震災・長野県北部地震に関する募金を継続して取り組むとともに、東北3県や栄村への被災地訪問や被災地産品の販売斡旋などを通じて被災地の復興を支援しています。
組合員とともに低炭素社会・自然共生社会・循環型社会の実現に向けて進める活動
「コープネットグループ環境基本政策」のもと、CO2排出削減や省エネルギーの推進などによって環境負荷を減らし、環境配慮商品の普及に取り組むなど、将来にわたって持続可能な社会を実現していくため、組合員とともに環境の取り組みを進めています。