賛助会員の活動紹介

日清オイリオグループ株式会社の社会貢献活動のご紹介

 消費者機構日本(COJ)では、賛助会員としてご支援いただいている企業・団体の皆様の社会貢献活動やCSR活動等について、順次ご紹介させていただいております。

 今回は、日清オイリオグループ株式会社(以下「日清オイリオグループ」と表記)様から、社会貢献活動の取り組み状況についてご寄稿いただきました。

日清オイリオグループとは

 日清オイリオグループは、創業以来、食用油のリーディングカンパニーとして、植物がもつ3つのチカラ、「おいしくするチカラ」「健康にするチカラ」「美しくするチカラ」を最高の技術によって引き出し、世の中にお届けしてきました。

 2007年に創立100周年を迎え、次の100年もさらに成長を続けるために、現在、経営基本構想「GROWTH 10」を推進しております。「“植物のチカラ”で新たな価値を創造し続ける国際的な企業グループ」の実現へ向け、油脂・油糧事業、加工油脂事業、ヘルシーフーズ事業、ファインケミカル事業、大豆食品素材事業を展開しています。

 また、アジアを中心にした油脂事業の展開、健康オイルの販売、ファインケミカル事業の海外拠点の拡充など、海外での事業を強化し、日本でも、そして世界においても存在感のある企業を目指しております。

 私ども食品メーカーの使命は、お客様に安全で安心できる商品やサービスを、安定的にご提供し続けることです。これからも世界の貴重な資源を高い技術と品質でお届けし、「おいしさ・健康・美」の追求を通して、人びとの食生活を支え、社会に貢献してまいります。

安全と安心のために

 日清オイリオグループは、「おいしさ・健康・美」を追求した、安全・安心でお客様にとって価値ある商品・サービスを安定的にご提供し続けます。お客様の声を絶えずお聞きして、“植物のチカラ”を独創的な技術で商品・サービスに活かしていくとともに、お役に立つさまざまな関連情報を常に発信しています。

環境のために

 日清オイリオグループは、常に未来に向けた技術で“植物のチカラ”を引き出し、原料・資材の調達から、生産、納品、使用、廃棄にいたるまで地球環境に配慮した商品・サービスの開発、提供を通じて、資源循環型社会の構築を目指しています。

社会のために

 日清オイリオグループは、良き企業市民として地域、社会に貢献するとともに国際社会の一員としても良好な企業活動や積極的なコミュニケーションを図り、社会とともに発展していくよう努めています。

災害・支援寄付活動

 日清オイリオグループは、継続的に国連WFP協会や国連食糧農業機関(FAO)、日本経団連自然保護基金、東京都共同募金会などの団体への寄付や被災地への援助を行っています。そのほかに、2011年の大干ばつを発端に深刻な食糧危機に見舞われたアフリカ北東部へ、国連WFP協会を通じて義援金を寄付しました。

国連WFP協会との取り組み

 日清オイリオグループは、特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会(国連WFP協会)の評議会メンバーとして、その趣旨に賛同してさまざまな活動に参加しています。食を扱う企業グループとして、世界の飢餓問題に取り組んでいる国連WFP協会とは、今後も社会貢献活動のパートナーとしての交流を一層深めていきます。

お客様、地域社会との交流

横浜磯子事業場での地域イベントの開催

 年2回、地域の皆様に施設を開放してイベントを実施しています。毎年春に開催している「横浜磯子春まつり」は、地域の春の祭事として定着しています。「横浜磯子夏祭り」では、従業員の手づくりによる夜店や抽選会などを行い、地域の皆様に楽しんでいただいています。

地域社会の健康づくりに向けて

 日清オイリオグループは、各種スポーツイベントの開催や協賛を通じて、地域・社会における健康づくりを応援しています。毎年「神奈川マラソン」を後援しており、この大会のスタート・ゴール地点として横浜磯子事業場を提供しています。当社は今後も引き続き、地域スポーツの支援を行っていきます。

ありがとう介護研究会

 日清オイリオグループは2008年から、「ありがとう介護研究会」を継続的に開催しています。「ありがとう介護研究会」では、「よく生きるとは?」をテーマに、在宅介護に関わる家族やヘルパーなど介護を支える方々に対して、最新情報やコミュニケーションの場を提供し、在宅介護への理解を深めていただくことを目的として活動しています。

国連グローバル・コンパクトへの参加

 日清オイリオグループは、2011年7月、国連の提唱する「グローバル・コンパクト」に参加しました。国連グローバル・コンパクトは、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野について組織が遵守すべき普遍的原則を示したものです。

 国際的な企業グループとして、国連グローバル・コンパクトの理念を取り入れ、CSRの取り組みをさらに推進し、ステークホルダーからの信頼に応えています。

RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)への参加

 日清オイリオグループは、2012年9月、RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil:持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟しました。RSPOは、熱帯雨林の乱開発や労働問題など、パーム油にかかる諸課題の解決をめざす国際的な非営利組織です。

 パームは世界一の生産量を誇る油脂原料で、当社グループも原料として扱っています。パーム油生産に関する環境・社会的課題を深く理解・認識し、RSPOの理念の普及に努めてまいります。

食育への取り組み

 日清オイリオグループは、食育活動として「食を育む4つのチカラ」を支援しています。

  1. ①身につけるチカラ:食の興味を育み、知識・調理技術を身につける。
  2. ②選ぶチカラ:健康的で幸せな生活の糧となる食を選ぶ。
  3. ③使いこなすチカラ:現代のライフスタイルに合わせて、上手に食を工夫する。
  4. ④伝えるチカラ:次の世代へ、育みの心とともに食を伝える。

スポーツ振興を通じた健康への貢献

 日清オイリオグループは、「おいしさ・健康・美」の追求によって人々の幸せの実現に貢献することを使命と考えています。その考え方のもと、JOC(日本オリンピック委員会)オフィシャルパートナーとしての活動をはじめ、トップアスリートへの食事・栄養サポートや、未来のトップアスリートの卵である子どもたちの育成、各種スポーツイベントの開催・協賛などに取り組むとともに、食事・栄養セミナーやホームページ上での情報提供を通じてスポーツを愛するすべての人々を応援しています。