賛助会員の活動紹介

生活協同組合コープとうきょうの社会貢献活動のご紹介

 消費者機構日本(COJ)では、賛助会員としてご支援いただいている企業・団体の皆様の社会貢献活動やCSR活動等について、順次ご紹介させていただいております。

 今回は、生活協同組合コープとうきょう(以下、「コープとうきょう」という)様から社会貢献活動の取り組み状況についてご寄稿いただきました。

コープとうきょうとは

 コープとうきょうは、ふだんのくらしに必要な商品をお求め安い価格で安心してご利用いただけるように努力を続けてきた生活協同組合です。現在、130万世帯が加入する都内最大の生協に発展しました。毎週、商品をお届けするコープデリ宅配事業、74店舗ある店舗事業をはじめ、共済、福祉、葬祭などくらしに貢献する事業を進めています。

 今後とも組合員、消費者のくらしに貢献し続ける事業構造づくりを推し進め、「日本を、食卓から元気にしたい。」を基本メッセージとし、食の安全・安心に加え、日本の食料自給力向上と食料の安定調達などにも積極的に取り組みます。

 コープときょうは、加盟しているコープネットグループの共通の理念「CO-OP ともに はぐくむ くらしと未来」と、共通のビジョンを掲げ、一貫して組合員の生活を守り、地域社会の発展に貢献できる生協を目指しています。

コープとうきょうの社会貢献活動

 コープとうきょうは、組合員一人ひとりの願いを実現するため、食の安全・安心、環境、子育て、参加とネットワーク、福祉・社会活動、募金活動、平和などのテーマについて、さまざまな取り組みを行っています。組合員の声を取り入れるのはもちろん、地域の人々とも手を取り合って、ネットワークをつくりあげ大切にサポートしています。

 以下に、この間の特徴的な取り組みについてご紹介します。

自治体と連携し、よりよい社会づくりに取り組んでいます。

 これまでも多くの自治体と連携し取り組んできた高齢者見守り活動について、新たに東村山市、三鷹市と協定を結びました。また、災害時における物資供給についての協定も、小平市、八王子市と新たに締結しました。今後も自治体との連携を強化し、これまで以上に地域から頼れる生協になるよう取り組みを進めていきます。

東日本大震災復興支援活動

 東京災害ボランティアネットワークと連携した、宮城県登米市の「ふれあい喫茶」やみやぎ生協と取り組んでいる東松島の仮設住宅での「ふれあい喫茶」の運営支援に組合員の参加も募り、取り組みました。

 また、こうした直接的な支援とあわせて、被災地の工場や産地で生産されたコープ商品を利用することで支援する、「がんばろう東日本」の取り組みにも継続的に取り組みました。

障がい者就労支援の取り組み

 コープとうきょうはこれまでも、社会福祉法人や特別支援学校と連携し、障がい者の就労支援に取り組んできました。その取り組みが評価され、「障害者雇用優良事業所等表彰厚生労働大臣賞」を受賞しました。新たにコープデリ高井戸センターでは、杉並区障害者雇用支援センターと連携し、訓練生の迎え入れをスタートしました。これからも障がい者の「働きたい」という気持ちに積極的に応えていきます。

「コープサポータークラブ」「NPO法人支援」の取り組み

 コープとうきょうでは、これからのコープに求められる公益性を踏まえ、地域に役立つ市民活動を支援する取り組みとして「コープサポータークラブ」「NPO法人支援」制度を立ち上げました。コープサポータークラブは、ブロック委員会と連携し、子育て支援や高齢者たすけあい、環境問題など、くらしを取り巻くさまざまなテーマにそれぞれの地域で取り組んでいます。今後、コープサポータークラブやNPO法人との連携により、地域社会づくりの更なる充実を目指しています。

「エコアクション2012!みんなで、節電ライフに取り組もう!!」の取り組み

 「エコアクション2012!みんなで、節電ライフに取り組もう!!」と題し、「節電ライフチャレンジシート」を配布し、9月現在1,073人の参加がありました。

子どもたちの環境への関心を高める取り組み「夏休み環境教室」の開催

 コープとうきょうでは、子どもたちの環境への関心を高めること、また、コープの環境の取り組みを子どもたちに分かりやすく伝えることを目的として、「夏休み環境教室」の開催に取り組んでいます。2011年は、節電をテーマにLED電球工作や国際森林年にちなんだ工作などを取り入れ、大型店6店舗、コープデリ宅配センター2センターで開催し、合計144人の参加がありました。

継続的な募金活動「未来をともにはぐくむ募金」

 誰もが安心して暮らすことのできる、平和で持続可能な社会の実現のために、コープとうきょうは国際救援、環境、福祉などの幅広い取り組みを支援する募金活動に取り組んでいます。募金先である日本ユニセフ協会、日本赤十字社、世界自然保護基金(WWF)ジャパン、東京都共同募金会の4つの団体の活動を支援しています。

レジ袋代金を環境の取り組みに活用

 レジ袋の販売代金は、店舗の省エネルギー対策や東京の森林保存活動など、地球温暖化を防止する取り組みに活用しています。西多摩地区の荒れた森林を市民参加で整備する「多摩の森・大自然塾」に運営資金を寄付しています。