ユーコープ事業連合の社会貢献活動のご紹介
消費者機構日本(COJ)では、賛助会員としてご支援いただいている企業・団体の皆様の社会貢献活動やCSR活動等について、順次ご紹介させていただいております。
今回は、ユーコープ事業連合様から社会貢献活動の状況について寄稿いただきました。
ユーコープ事業連合とは
ユーコープ事業連合は、神奈川、静岡、山梨、3県にまたがる6つの生協、うらがCO-OP、海員生協、コープかながわ、コープしずおか、市民生協やまなし、富士フイルム生協が、力を合わせ、互いに助けあい、3つの県にくらす人々のより良い「食」と「くらし」を支えていく組織です。
ユーコープ事業連合は、会員生協の主権のもとに組合員の利益を最大限向上させ、民主的運営と対等互恵原則に経済的合理性にそった事業効率化をすすめ、地域の生協運動の発展に貢献することとしています。会員生協の縁の下の力持ちとして、会員生協の組合員、おひとりおひとりの喜びと幸せのお手伝いをしてまいります。
基本理念は
「『人-社会-自然』の調和ある平和な社会の実現に貢献する」
基本的価値は
「自助、自己責任、民主主義、平等、公正、連帯の価値を基礎に、正直、公開、社会的責任、他人への配慮という倫理的価値を大切にします」としています。
ユーコープの社会貢献活動について
ユーコープ事業連合は統合マネジメントシステム(IMS)をすすめています。統合マネジメントシステム(IMS)とは、コンプライアンスを前提に事業計画を推進することです。事業全体を環境問題として捉え業績向上を図りながら、これまで取り組んできた環境問題、品質、安全衛生、コンプライアンス、個人情報保護などの課題を改善するやり方です。ユーコープ事業連合はそのベースにISO14001を使います。これまでは紙、ゴミ、電気の削減などの環境問題に絞って取り組んできましたが、事業活動全体に拡大して取り組みます。IMSは、環境マネジメントシステムの特徴である課題を洗い出し、方針、目標に展開して業務改善を進めるというP・D・C・Aのマネジメントサイクルを事業活動全体の推進に生かすことが目的です。
コープが大切にしていること。それは「人―社会―自然」との調和
コープは1945年、第二次世界大戦後の食糧難の時代、生きるために必要な物資を確保することから始まり、日本協同組合同盟が設立されました。そして現在に至るまで、時代時代に合わせた商品づくりを組合員とともに考え、みなさんのくらしと健康を守り続けています。
くらしの安心のために「食卓の安心のために“食と食料”」をテーマに取り組んでいます。
コープでは、CSR活動のひとつとして途上国への食料支援を行っています。
「食料そのものの援助」「食料供給力の増強をもたらす援助」「食料供給力の増強を支える人材づくりの援助」の3つの視点で、フェアトレード商品の扱いや、ユニセフやWFP国連世界食糧計画などを通じた「みるくぼきん」などの国際貢献活動に取り組んでいます。
循環型社会をめざした環境への配慮
私たちが毎日食べている食品の「なりたち」そのものが地球の未来を左右しています。コープはコープ自身が生産並びに販売している食品の工程の見直しや、リサイクル・リユースなどを進め環境に配慮した商品の供給を行っています。さらには循環型社会の確立をめざして、コープならではのアクションプログラムに取り組むことで、地球の未来のために歩き始めました。
2012年度版CSR報告書について
7月下旬にアップ予定です。