ヤマトグループの社会貢献活動のご紹介
消費者機構日本(COJ)では、賛助会員としてご支援いただいている団体・企業の皆様の社会貢献活動について、順次ご紹介させていただいております。
今回は、ヤマト運輸(株)様から活動状況について寄稿いただきました。
ヤマトグループの社会貢献活動
豊かな地域づくりに貢献することは、地域における企業市民としての使命であり、ヤマトグループの成長と発展の基盤です。
ヤマトグループの社会貢献活動のテーマは、大きく3つあります。地域に根づいて事業活動を展開するヤマトであればこそできる「地域への貢献」、子どもたちに文化の楽しさ・社会のしくみや環境の大切さなどを伝え、健全な育成をサポートする「社会・環境教育」、そしてヤマト福祉財団と連携して取り組む「障がいのある方々の自立支援」です。
社会・環境教育
こども交通安全教室
子どもの交通事故防止は、ヤマトグループの大きな願いです。ヤマト運輸(株)では1998年より、地域の子どもたちに交通ルールや交通安全への知識を伝える「こども交通安全教室」を全国各地で実施してきました。セールスドライバーを中心とした社員が地元の保育所・幼稚園に出向き、動物の着ぐるみなどを用いて楽しく、分かりやすく交通安全について指導します。
クロネコヤマト環境教室
次世代を担う子どもたちへの環境教育のサポートを目的として、ヤマト運輸(株)が2005年10月にスタートした「クロネコヤマト環境教室」。テーマは「地球温暖化」です。社員が学校に出張し、パネルや副読本(低学年向けには紙しばいやシールブック)を使って、「宅急便の仕組み」「地球温暖化とは」「クロネコヤマトの温暖化防止対策」について楽しく、分かりやすく解説します。この教室を通して、ヤマト運輸は、環境を守ることの大切さ、一人ひとりの行動の大切さを子どもたちに実感してもらいたいと考えています。
音楽宅急便「クロネコヤマトファミリーコンサート」
子どもたちにも良質のクラシック音楽を楽しんでほしいという企画のもとに開催しているこのコンサートには、毎年多くのご家族にご参加いただき、好評を得ています。プログラムは、フルオーケストラによる“クラシックの名曲”の演奏を中心に、子どもたちの合唱団との共演、リクエスト曲の演奏、指揮者体験とバラエティ豊か。オーケストラと観客が一体となってつくる、わくわくどきどきのクラシックのひと時を体験していただきます。
中高生経営セミナー
世界最大の経済教育団体「ジュニア・アチーブメント」との共同企画で、生徒が自分と社会との関わりや働く目的を知り、自らの意思で進路を決定・開拓する契機となることを目指しています。セミナーの内容は、テーマに基づいた事前学習⇒グループワーク⇒役員に対するプレゼンテーション(模擬経営戦略会議)という流れで実施しています。
障がいのある方々の自立支援
障がい者によるクロネコメール便事業
ヤマト運輸(株)と(財)ヤマト福祉財団は、「障がい者によるクロネコメール便配達事業」に取り組んでいます。ヤマト運輸のメール便配達業務を障がい者に新たな仕事の場として斡旋するもので、施設や事業所が契約主体となりますが、業務内容や1冊当たりの配達委託単価(賃金)に障がいの有無による区別はありません。グループ就労のため障がいに応じた作業分担ができ、また、地域の人々とふれあいながら配達することで社会参加への自信がつくというメリットがあります。
地域への貢献
ヤマトグループ各社では、地域の皆様と協力し、全国各地で環境保護活動・社会貢献活動を継続して行っています。