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これまでの是正申入れ等の状況

大和リゾート株式会社の「ダイワロイヤルメンバーズクラブ」会員権の取扱いが従来通り継続されることになりました。

 当機構は、「ダイワロイヤルメンバーズクラブ」会員からの情報提供を受け、大和リゾート株式会社(所在地:東京都江東区)に対して、下記の点を申入れの趣旨とした「申入書」を平成29年4月10日付で送付し、平成28年10月1日に改正された会則及び平成28年12月12日付で会員に送付された書面の内容により会員が蒙る損害に対する対応を求めてまいりました。

 なお本件については、消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律(略称 消費者裁判手続特例法)第3条に基づく共通義務確認訴訟の提起も可能であると考えましたが、当該事業者の見解も聴取する必要があったため、まずは訴訟外の申入れを行いました。

申入れの趣旨

1 平成28年12月12日以降に退会した会員に対して貴社に求める対応

本件会則変更及び本件通知がなければ維持されていたであろう会員権価格から返還された預託金を控除した金額を損害金として退会した会員に支払うこと。

2 現在も会員の地位にある者に対して貴社に求める対応

①現行の会員制度を継続し、会員権譲渡を行えるように本件会則を変更すること。

②仮に合理的な事由があって現行の会員制度を廃止し、新たな制度に移行する場合には、イ)新たな制度について説明して会員の個別合意を得て移行するよう務めること、ロ)新たな制度に移行せず退会を申し出る会員に対しては,預託金返還に加え、前記1の金員を付加して支払うこと。

 その後、大和リゾート株式会社から送付された平成29年10月4日付の「ご回答」の中では、大和リゾート株式会社が、今後のダイワロイヤルホテルズの運営形態の見通しや会員様から頂戴したご意見を検討した結果として、下記のような回答が示されました。

回答内容

  1. 新制度の立ち上げは見送り、預託金を預からない形で、従前と同じ待遇の会員制度として継続すること。
  2. 会員権の譲渡及び名義変更は平成29年10月1日より再開すること。
  3. 既に退会された方については、希望される方には復会の手続きを執ること。等

 当機構では、上記の回答内容について、申入れの趣旨に沿ったものと判断し、平成29年12月7日の理事会において協議の終了を確認いたしました。

これまでの交渉経過

 上記の申入書に対して、大和リゾート株式会社より平成29年4月24日付で「ご回答」が届きました。

 「ご回答」の中では、①本件クラブ制度の廃止を決定した事実は無く、廃止も視野に入れつつ検討を始めていること、②平成28年12月12日の通知は端的に必要事項を伝えようとした結果、詳細な説明を欠き会員に不安を生じさせたこと、③新制度の内容が決まり次第、退会された会員も含めて案内を行っていく予定であること等の記載がありました。

 当機構では、上記「ご回答」の内容について協議を行い、申入れの趣旨に答えていただけていないと判断し、平成29年5月12日付で「再申入書」の送付を行いました。

 上記「再申入書」に対して、大和リゾート株式会社より平成29年6月13日付で「ご回答」が届きました。この「ご回答」の主な内容は下記とおりです。

  1. ①会則第9条を変更した理由は、新制度への移行の検討を始めたもののその内容が具体化していない中で、名義変更の申入れがあった場合、新制度に関する十分な説明ができない一方で、年会費のみの会員制度となることから、譲渡益を見込んだ地位譲渡が事実上行われる可能性がほとんどないことを考慮し、混乱を防止する必要があるためであり、その理由には一定の合理性があると考えており、当機構の主張には首肯することができないこと。
  2. ②ただし、会則第9条の変更目的は上記の混乱防止にあるため、混乱が生じうる状況が解消されたら、譲渡可能な従前どおりの取り扱いに戻すなど、十分配慮は行うこと。
  3. ③平成28年12月12日の通知は端的に必要事項を伝えようと意図した結果、詳細な説明を欠いたため、退会を選択された会員には、クラブ制度の廃止が決定している、あるいは恒久的に会員の地位譲渡ができなくなると誤解された可能性が否定できないこと。
  4. ④そのため、平成28年12月12日以降に退会された会員にも新規の会員制度を案内し、新規制度に移行されるか、現行制度へ復帰されるかの意向の確認を行うこと。
  5. ⑤上記のような対応を進めることで、申入れの趣旨を実質的に充足することになるものと考えていること。
  6. ⑥施策の具体的内容を決定し説明できるまで今しばらくの時間をいただくこと。具体的内容が決まりましたら、ご意見をいただきたいこと。

 当機構では、上記の「ご回答」の内容を検討した結果、当機構の見解を示した上での「質問書」を平成29年7月27日付で大和リゾート株式会社宛に送付しました。「ご回答」に対する当機構の見解と6項目の質問事項の詳細については下記「質問書」でご確認ください。

 上記「質問書」に対して、大和リゾート株式会社より平成29年8月22日付で「ご報告」が届きました。

 「ご報告」の主な内容は下記のとおりです。

  1. ①当機構が見解の中で記載した「個人年会費を現行の3万円から10万円に値上げすること」を決定した事実は無く、平成28年12月12日付文書に記載した内容は検討過程の一案であること。
  2. ②預託金制会員制度を廃止し年会費会員制度に移行すること自体は、預託金を返還することのみがその帰結であり、会員の立場において不利益になるとは言えず、いかなる年会費制度を構築するか内容が定まらない限り、この変更が不当性を有するか否か判断できないこと。
  3. ③当機構の見解の中で、「変更後のサービスが現行のものと大きく変わることが予想され」とあるが、変更内容が決定していない現状では、これはあくまで推測の域にとどまる議論であり、これまでの回答に対する不当性の根拠としてただちに首肯できる指摘とはいえないこと。
  4. ④質問書の各質問については、制度内容を確定した後でないと回答できない面があるため、回答ないし見解は、会員に案内を送付した後に改めて連絡すること。

 当機構では、送付いただいた「ご報告」の内容を協議し、「ご報告」の中で記載されていた「回答ないし見解は、会員に案内を送付した後に改めて連絡すること。」との回答を待つこととし、当機構へ①回答ないし見解を文書でお送りいただきたいこと、②会員に送付する書面等一式を当機構にも送付いただきたい旨を記載した「要請書」平成29年9月4付で大和リゾート株式会社宛に送付しました。

 大和リゾート株式会社より平成29年10月4日付で「ご回答」と会員宛に送付した書類一式が届きました。

 「ご回答」に記載されていた主な内容は以下のとおりです。

  1. ①平成29年9月26日付で、全ての会員に対して「ダイワロイヤルメンバーズクラブ制度の継続に関するご報告」を送付したこと。
  2. ②新制度の立ち上げは見送りし、預託金を預からない形で、従前と同じ待遇の会員制度を継続すること。
  3. ③会員資格の譲渡及び名義変更を平成29年10月1日より再開すること。
  4. ④既に退会手続きをとられた会員の方にも、希望される場合は復会手続をとらせていただくこと。
  5. ⑤当機構から平成29年7月27日付で送付した「質問書」に記載した6項目の質問に対する回答。

以上