これまでの是正申入れ等の状況

ヒタチハウス株式会社(建築請負事業者)の建築工事請負契約約款の是正協議を終了しました。

 消費者機構日本は、消費者から情報提供があり、2013年よりヒタチハウス株式会社(茨城県筑西市)に対して、当該事業者が使用する建築工事請負契約約款にある下記の是正を求めました。

申入れ事項(下記契約条項の差止めを求める)

  1. ①建築物に瑕疵があり、全面的に復旧を行う場合の費用負担について、当該事業者が軽微な瑕疵と判断した場合は、部分補修に要する費用を支払えば、その他の責任は免れる条項
  2. ②-1 当該事業者が材料手配等の着手日前において、消費者(施主)が建築工事請負契約を解除した場合、当該事業者が支出した費用及び請負工事代金の20%を違約金として収受する条項
  3. ②-2 当該事業者が材料手配等の着手日後において、消費者(施主)が建築工事請負契約を解除した場合、上記②-1の違約金および出来高部分等及び発注済みの材料に対する請負工事代金相当額を収受する条項

 上記申入れ事項の他に、要請事項もありますが、詳しくは下記の添付文書をご参照ください。

 昨年、当該事業者からは、当機構の申入れの内容を受け入れて、建築工事請負契約約款を改定するとの回答がありました。そして現在、当該事業者では、問題となる建築工事請負契約約款を使用せず、建築工事請負契約書のみで消費者と契約締結を行っているとの説明を受けています。(契約書に記載していない事項については、民法等法令の定めによることになります。)

 当該事業者の事情により、約款の改定にはしばらく時間がかかる見込みで、当機構は今後の約款整備について、当該事業者より報告を受けていくこととし、一旦本協議を終了しました。

 なお、本件につきましては、合意書を締結【合意書2016年10月20日】しました。