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これまでの是正申入れ等の状況

ドコモ・KDDI・ソフトバンク(※)との意見交換の内容を公表します!!
~パケット料金の高額請求防止に向けて業務の改善を要望~

※ドコモは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDIはKDDI (株)、ソフトバンクはソフトバンクモバイル(株)のことです。

 消費者機構日本では、2007年7月に実施した「携帯電話、光回線、ケーブルテレビなど 契約トラブル通報ダイヤル」等で入手した相談事例を検討し、ドコモ、KDDI、ソフトバンクに対し、パケット料金の高額請求防止のために、下記内容で業務の改善を要望し、回答を得ましたので、その内容を公表します。

 現在販売されている携帯電話は、高速通信が可能なため、短時間のデータ通信でもパケット料金が高額となる傾向があります。そのような状況のもとでは、事業者には、消費者に対し、前もって高額請求を受ける可能性のある利用方法やパケット定額の対象外の利用方法などの情報を伝える責務があると思われます。

 各社の回答内容を参考に、消費者もみなさんも注意されるよう呼びかけます。

 携帯電話をUSBケーブルでパソコン等に繋いでインターネット回線にアクセスする利用方法(以下、「パソコン等接続」)はパケット定額の対象外で、非常に高額な請求を受けるおそれがあります。ご注意ください。

 「パソコン等接続」に係る業務改善にいては、引き続き意見交換を行っていきます。

 消費者機構日本に寄せられた相談のなかには、パソコン等接続したことにより約300万円ものパケット料金の請求を受けたとするものがありました。相談者はパケット定額制を契約していましたが、パソコン等接続がパケット定額の対象外との説明がなかったため利用したそうです。また、携帯電話購入時にパソコン等接続キット(USBケーブルとCD-ROM)が同梱されている場合もあることから、気軽にパソコン等接続ができてしまいます。

 パソコン等接続の場合には、短時間で非常に高額なパケット料金が発生する可能性があることから、下表のような対応では不十分であると消費者機構日本では考えており、各社と引き続き意見交換をおこなってまいります。

 また、総務省では、「携帯電話のパケット通信料金の高額利用の防止策」をホームページに掲載し、パケット通信料金が高額とならないよう消費者に対し注意を呼び掛けています。同サイトは、下記をクリックしてご覧下さい。

消費者機構日本の要望と携帯3社の回答 (要旨)

  消費者機構日本の要望 ドコモの回答
(2008.5.20)
KDDIの回答
(2008.5.21)
ソフトバンクの回答
(2008.5.16)

1新規契約者

新規契約者には、(1)希望するパケット通信等の利用方法を聞き取りのうえ、(2)利用実態に合ったパケット料金プランを提案して下さい。

  1. (1) 聞き取っている。
  2. (2) 音楽・ゲーム・動画等ダウンロード等の利用意思がある契約者にはパケット定額を薦めている。
  1. (1) 聞き取っている
  2. (2) パケットの通信量が大きくなるWIN契約者にはパケット定額を案内している。
  1. (1) 聞き取っている
  2. (2) ゲーム、音楽ダウンロード等の利用希望契約者にはパケット定額を推奨している。

2従量契約者

パケット通信の従量契約者には、(1)高額請求を受けるおそれのある利用方法(2)料金の目安を、見本を提示しながら説明して下さい。

  1. (1) 契約時には利用方法を聞き取り、利用方法にあった定額・割引サービスを提案している。「申込書」や「ご利用ガイドブック料金プラン・割引サービス編」では、パケット料金が予想以上に高額にならないよう注意喚起している。
  2. (2) 「総合カタログ iモード料金」を用いて、音楽をダウンロード等した際の料金目安を案内している。
    また、公式サイトの運営事業者に、コンテンツダウンロード時のパケット通信料の目安を表示するよう要請している。
  1. (1) 適宜契約者に説明し、確認してもらっている。高額請求回避のために、特にパケット通信量が大きくなるWIN契約者に対してはパケット通信定額サービスの案内を必須としている。
  2. (2) 総合カタログを利用し、音楽等をダウンロードした場合のパケット料金発生の仕組み、パケット通信料の目安を説明している。
  1. (1) 2008年2月から高額パケットに関する事項等を記載した下敷きを販売代理店等に設置し、高額となるケースを注意喚起するようにしている。
  2. (2) パケット料金の目安は、総合カタログ記載の料金表を基に説明している。また、販売員のマニュアルにもパケット料金の目安を記載し、適切な説明ができる体制をとっている。

3定額契約者

パケット通信の定額契約者には、(1)定額対象(2)定額対象外の利用方法を、見本を提示しながら説明して下さい。

  1. (1) 店頭申込者に対しては、定額対象・定額対象外の通信を「申込書」「ご利用ガイドブック 料金プラン・割引サービス編」を用いて案内している。
  2. (2) パソコン等接続については、「申込書」や「総合カタログ」等に「大量データ通信を行うと高額になる可能性がある」「パソコン等接続したパケット通信は、定額対象外」を掲載している。
  1. (1) 電気通信事業法の消費者保護ルールのガイドラインに則り、パケット通信料及びパケット通信定額サービスに関する重要事項記載書面を契約者に交付し、内容を確認してもらっている。
  2. (2) パソコン等接続については、携帯電話でのパケット通信に比べデータ量が格段に大量となること、パケット定額の対象外であることを、重要事項説明書面を基に確認してもらっている。
  1. (1) 電気通信事業法の消費者保護ルールのガイドラインに則り、パケット通信料及びパケット通信定額サービスに関するSERVICE&PLAN GUIDE【提供条件等重要事項説明書】冊子を交付し、内容を確認してもらっている。
  2. (2) 2008年2月から高額パケット請求に関する事項等を記載した下敷きを販売代理店等に設置し、高額となるケースを注意喚起をするようにしている。また、総合カタログを全面的に見直し、パケット定額対象外のケースの注意喚起文の文字サイズを大きく、赤字とした。

4パソコン等接続

パソコン等接続キットを同梱する場合は、CD-ROMインストール時に「携帯電話をパソコン等接続してデータ通信を行うと、パケット通信料は著しく高額となる」等の警告表示を出すようにして下さい。

FOMA905i・705iシリーズ以降の携帯電話に同梱のCD-ROMからFOMAバイトカウタソフトのインストール時「パソコン接続はパケット定額のサービス対象外」の注意喚起文を表示している。(接続ドライバをインストールした際、パケット通信料の目安を確認できるFOMAバイトカウンタは自動インストールされる。)

2006年秋冬モデル端末以降、同梱CD-ROMからドライバをインストール時、「パソコン接続はパケット定額のサービス対象外」の注意文を表示している。

同梱CD―ROMに左記の警告を表示する予定はない。CD-ROMの同梱は継続するが、USBケーブルについては、一部機種から別売りとすることを検討中。

5通知メール

月額のパケット料金が一定額を超えた利用者に対しては、注意喚起のメールを送信等して下さい。

「一定額到達通知サービス」を無料提供(任意申込)している。 また、例月に比べて通信料等が高額となった場合は、利用金額、利用方法を確認してもらうため、料金請求前に「ご利用金額のお知らせ」(ハガキ)を出している。

「料金安心サービス(お知らせコース)」を無料提供(任意申込)している。

「定額Eメール通知サービス」を無料提供(任意申込)している。また、2008年5月2日から、パケット通信料が5万円を超えた個人利用者に翌日注意喚起のメールの送信を開始した。