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これまでの是正申入れ等の状況

消費者機構日本の是正申入れを中央出版、KTCホールディングスが受け入れ!!

 2006年7月、「スクール・教材販売など 契約トラブル110番」を実施したところ、中央出版(株)(以下「中央出版」)と(株)KTCホールディングス(以下「KTC」)に関するトラブル情報が複数寄せられました。(中央出版は学習教材の企画、開発、制作、出版を行うとともに、FAX等による個別学習指導を行う事業者です。KTCは中央出版が企画、開発等を行った学習教材の販売を行う事業者です。)

 当機構ではそれら情報を検討し、両事業者に対して契約書面や勧誘行為等の改善を求めて申入れを行ったところ、すべての申入れ事項について改善するとの回答が寄せられました。この間、両事業者とは面談や書面で意見交換を重ねましたが、真摯に対応していただきました。(当機構の申入れ事項と両事業者の回答の要旨は下記表のとおりです。)

 当機構はKTCに対しては、特定商取引法に基づき「勧誘目的等の明示」と「深夜及び長時間勧誘の是正」を求めました。
 また、中央出版に対しては、消費者トラブルを防ぐ観点から「商品(学習教材)構成の見直し」と「関連商品(学習教材)の中途解約に関する説明」を要請しました。

 「勧誘目的等の明示」では、KTCは、学習診断テストの勧誘時時に口頭と「ごあいさつ [PDF 91KB]」の書面で、学習診断の受講者には、後日、学習教材の紹介も行うことを告げるとしました。これにより消費者は、訪問販売を受けた最初の段階で、学習教材の勧誘があるということを認識できるようになりました。

 「関連商品(学習教材)の中途解約に関する説明」では、中央出版は、FAXゼミの退会届等に同事項に関する注意喚起文を掲載することとしました。
 また、KTCは、学習教材の契約時には契約条件とともに同事項等の読み合わせを行うことを約束するなど、消費者への情報提供を前進させました。

 当機構は、大手学習教材メーカーと学習教材販売会社が、消費者トラブルの実態を認識したうえで、その防止に向けて行動を起こしたことを評価します。今後、両社が下記表の回答を着実に実行されることを期待します。

当機構の申入れ事項と中央出版・KTCの回答(要旨) 2007年7月

当機構の申入れ事項 中央出版・KTCの回答
学習診断テストの訪問販売時に、教材販売の勧誘目的である旨も明示する 【KTC】

○学習診断テストの勧誘時に口頭と「ごあいさつ [PDF 91KB]」書面で後日教材を紹介する旨を告げる(準備ができた販売代理店より実施)。

深夜及び長時間勧誘の是正 【KTC】

○新規訪問販売時の訪問時間を午後9時以降とすることの禁止を徹底する。午後9時以前の訪問についても十分配慮する。

○勧誘時間は、取扱商品に合わせた適切な時間を定める。

商品(学習教材)構成の見直し 【中央出版】

○小学生・中学生向け教材は、マーケティングを行い市場環境を把握した上で、どのような商品構成を採用することで消費者を満足させることができるかを検討する。現在、それらニーズに対応できる新商品を企画、製作中。

【KTC】

○商品構成の理解が得られるよう、消費者に商品の製作意図、内容、価格などの十分な情報提供を行う。

○購入した商品の全体量が分かるように、納品時の箱数などを具体的に説明する。

○オプション商品は必ず説明し、消費者に選択してもらうことを徹底する。

○教科別、レベル別の販売が可能な高校生向け商品は、消費者が必要としない商品を販売しないよう販売員を指導する。購入した教材を容易に確認できるよう契約書面等の改訂を行う。

関連商品(学習教材)の中途解約に関する説明 【中央出版】

○FAXゼミのサービス期間終了者(※1)には終了届 [PDF 36KB]、継続終了者(※2)には退会届 [PDF 65KB]を、退会等が決まった時点でFAXする。それら書面には、FAXゼミ退会後等は、学習教材の中途解約ができなくなる旨を記載する。
~FAXゼミの受講から終了、退会までの流れと学習教材の中途解約の仕組みは下記に記載~

○FAXゼミ契約時に交付している概要書面、契約書面の中途解約に関する説明を、これまで以上にわかりやすい表記に変更する。

【KTC】

○学習教材の契約締結時には、契約条件、クーリングオフ、中途解約について読み合わせを行う。契約書面や中途解約等について記載したチラシを作成し、クーリングオフ用のハガキとともに渡す(既に一部の販売代理店では実施)。また、口頭でも説明するよう指導する。

○概要書面、契約書面の中途解約規定について、記載場所、文字の大きさ、色などを消費者の目のつくような表示方法に変更する。

※1 FAXゼミをサービス期間だけで終了することとなった受講者
※2FAXゼミをサービス期間終了後も継続契約し、退会することとなった受講者

FAXゼミ受講開始から終了、退会までの流れと学習教材の中途解約の仕組み

  • 中学生向け、高校生向けの学習教材には、契約時から3ヶ月間はFAXゼミがサービス(無料)で付いています。サービス期間終了後は、希望者はFAXゼミを継続契約することとなります。
  • FAXゼミの退会等が確定した時点で、サービス期間終了者には終了届、継続終了者には退会届が、中央出版からFAXで届きます。
  • FAXゼミのサービス期間終了者は、終了以降は学習教材の中途解約ができなくなります。また、継続終了者は、退会以降は学習教材の中途解約ができなきなります。