賛助会員の活動紹介

生命保険協会の社会貢献活動のご紹介

 消費者機構日本(COJ)では、賛助会員としてご支援いただいている企業・団体の皆様の社会貢献活動やCSR活動等について、順次ご紹介させていただいております。

 今回は、生命保険協会様から、社会貢献活動の取り組み状況についてご寄稿いただきました。

生命保険協会とは

 日本国内で生命保険業を営む民間生命保険会社全社が加盟し、生命保険業の健全な発達および信頼性の維持を図ることを目的として次の事業を行っています。

  1. 生命保険に関する理論および実務の調査・研究
  2. 生命保険に関する広報活動
  3. 生命保険に関する意見の表明
  4. その他本会の目的を達成するため必要と認めた事項

生命保険協会の社会貢献活動

 生命保険事業そのものが高い社会性・公共性を有しているため、その使命・役割をしっかりと果たしていくことが、最大の社会貢献活動だと考えております。それに加えて相互扶助の精神に基づき、「よき企業市民」としての積極的な行動や、地域コミュニティーへの貢献も重要との認識から、当会ではさまざまな社会貢献活動に取り組んでおります。

子育てと仕事の両立支援に対する助成活動

 本助成活動は、国家的課題である待機児童問題の解消へ貢献していくことを目的に、保育所・放課後児童クラブの受け皿拡大や質の向上の取組みに対して資金助成を行うものです。

 当会では、本助成活動を通じて、子育てと仕事を両立できる環境の整備・女性が輝く社会の実現に寄与したいと考えております

読み聞かせによる“家族のきずな”推進活動

 近年、家族を大切にする傾向が強まっているとされる一方で、「子どもとどう接してよいか分からない」など、コミュニケーション面の悩みを抱える親子も少なくありません。

 他方で、親子を結びつけ、家族のきずなを深めるきっかけの一つとして、絵本を通じて親子がふれあい、一体感を感じることができる「読み聞かせ」が大変注目されております。

 こうした状況を踏まえ、当会では、平成20年度より「読み聞かせによる“家族のきずな”推進活動」に取り組んでおります。

  • 読みきかせに関する講習会の開催
  • 読みきかせ会開催の支援(読みきかせ会セットのご提供)
元気シニア応援団体に対する助成活動

 本助成活動は、高齢者の健康管理・増進、自立支援、生きがいづくり等の活動に取り組んでいる民間非営利の団体・グループ等に対し資金の助成を行うものです。

 当会では、本助成活動を通じて、高齢者の健康寿命の延伸や高齢者が健やかで心豊かに生活できる地域社会の環境整備に寄与したいと考えております。

介護福祉士養成奨学金制度

 「介護福祉士」の国家資格制度化(昭和62年)を契機に、介護の専門職として期待される介護福祉士の養成を支援する目的で、介護福祉士を目指して勉学する人のための奨学金制度を平成元年度より実施しております。

外国人私費留学生奨学金制度

 生命保険協会80周年記念事業の一環として、わが国の国際化がますます進展する中で、当協会が国際貢献・交流の重要性を認識し、次の時代を担う東南アジア・東アジア等からわが国へ来る私費留学生(大学学部生・大学院生)に対する奨学金の支給を行い、日本における勉学の支援を目的として、平成2年度より行っております。

地方CR活動

 全国の都道府県にある54の地方生命保険協会において、平成3年度より地域との良好な関係づくりを目指した「地方CR活動」と称する地域貢献活動を実施しています。

  1. 募金活動
    地方生命保険協会加盟各社の職員等を対象に募金活動を実施し、集まった資金をもとに、地域のニーズや環境に応じて、活動の運営を行っています。
  2. 福祉巡回車・福祉物品等の寄贈
    市町村社会福祉協議会等に、在宅福祉サービスが円滑かつ迅速に行われるための巡回用の軽自動車「福祉巡回車」やAED、車椅子等の福祉物品を寄贈しています。
  3. 献血活動
    血液不足の現状を解消するため、地方生命保険協会加盟各社の職員が主体となり献血活動を実施しています。
  4. 障がい者支援活動
    障がい者支援を行っている団体等への物品寄贈や資金助成を通じて、障がいをもった方々への支援を実施しています。